
平塚市のお客様より中古エレキベース、「Gibson Thunderbird IV」を買取させて頂きました。
独特な渋みのある見た目と、ミドルが立ち上がりが強い派手さとクールさが魅力的なギブソンのサンダーバードです!
コンディションも良好で、サンダーバードにしか出せないサウンドで即戦力になること間違いなし!
Gibson Thuderbird IVはリバースシェイプにスルーネック仕様、2ハムバッカーを搭載したGibson Thunderbirdベースの中でも現在最もスタンダードなモデルです。エレクトリックベースのスタンダードであるFender Precision BassやJazz Bassなどと比べるとシェイプや音色的に汎用性があるわけでは無く、どんなジャンルでも対応出来る器用さは無いものの、このベースにしか出せない音、このベースでしか得られない見た目のインパクト、などから熱烈なファンも多いエレクトリックベースです。
1980年代頃からはその攻撃的なルックスからモトリー・クルーのニッキーシックスなどヘビーメタルやハードロック系のベーシストに使用されることも多く、あまりクラシックな印象を持たない方もいるかもしれませんが、The whoのジョン・エントウィッスル(厳密には完全なThunderbirdではありませんが)なども使用しており、使い方次第ではもっと様々なジャンルで活躍出来るのかもしれません。
通常中古エレキベースの買取の際にチェックさせて頂くポイントは
・ネックコンディション
・電装系のトラブルの有無
・外観の傷や汚れ
ですが、特にGibson Thunderbird Bassはその独特のシェイプの関係でネック折れしやすい為、ネックのヒビやネック折れ補習歴の有無などもチェックさせて頂きます。ネック折れ補修した後に音が良くなった、なんて話を聞くこともありますが、基本的に中古品としてはネック折れは敬遠されてしまう為査定時のマイナスポイントとなってしまいます。
今回のThunderbird IVに関しましては、電装系の動作は問題なく無かったのですが、ネックに強めの順反りが見られたのと、ブリッジが完全に壊れてしまっており、要交換の状態でしたので難あり品として査定、買取させていただきました。外観に関しましては傷や打痕などの使用感多めだったものの、通常品と同じ評価とさせて頂きました。
傷や打痕、汚れ、変色などはモダンなルックスのギターやベースではマイナスになることが多いですが、今回のThunderbird IVのようなヴィンテージライクなルックスのギターやベースの場合は逆に「イイ味」になることも多く、単純にボロボロだから凄く安くなる、というようなことはございません。
ご自宅にボロボロのギターやベースがありましたらこんなものはゴミの日に、、と諦めず一度パプリカミュージックにご連絡ください!
10,000円 ~ 30,000円(今回のようにパーツ交換や大掛かりな修理が必要な場合)